看護師長
研修される看護師の方々に
私は看護師になることを幼いころから夢見てきました。しかし大学病院での勤務を日々ひたすらこなす中で「私は何を目指してきたのだろう」と自問するようになりました。そんな中で出会ったのが訪問看護を利用し、その感謝を涙ながらに話されるご家族でした。
「私も訪問看護がしたい!」と、すぐに在宅の世界に飛び込みました。不安もありましたが、毎日が楽しくて、患者さんの顔を見るのが嬉しくて待ち遠しくて。
ナースコールを気にせずじっくり声に耳を傾けられること、ご自宅での生活を支えられることが喜びでした。
訪問看護で大切なことは患者と向き合うというよりも、となりに寄り添い、同じ方向を一緒に見つめることだと思っています。ぜひ地域の皆さんを一緒に支えていきましょう。