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在宅医療20周年

身近な専門医療機関|広報誌かけはし

2016年春号 vol.031

春号

理事長より

医療法人社団三育会 理事長 英裕雄

例年に比べ少し遅咲きだった桜もすっかり散り、日に日に新緑が濃くなる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

4月は季節の移り変わりを実感できる時期であると同時に、新年度開始の月として、心引き締まる時期でもあります。

当法人でも、数々の新入職の方々をお迎えし、外来、在宅ともに新しい体制が始まりました。まず常勤医師として、これまで新潟で総合診療、地域医療に従事されていた鈴木良典先生が着任されました。鈴木良典先生はこれまで小児から老人までの総合診療に従事されながら、在宅診療もされてきましたが、さらに在宅医療の研鑽を積みたいとのことで、このたび当法人に入職されました。ぜひよろしくお願い申し上げます。

そのほか常勤では理学療法士の名古屋幸司さん、作業療法士の岩本記一さん。事務職員として石川聡子さん、さらに非常勤では、皮膚科や内科、小児科、整形外科、婦人科、精神科の医師や看護師さんが多数ご入職くださいました。これらの方々にも外来や在宅など様々な現場で存分に力を発揮していただき、これまで以上に充実した在宅医療、外来医療を皆さんに提供していくことが法人の務めと感じております。

実際に在宅医療においては従来の皮膚科や整形外科の専門往診のみならず、緩和ケア、婦人科、精神科の専門往診が可能になりましたし、さらに看護師の増員により訪問看護、外来看護の充実やリハビリにおいては理学療法のみならず言語聴覚療法、作業療法など複合的なリハビリが在宅、外来ともに可能になりました。

また外来においても「身近な専門医療機関」をめざして内科、整形外科、皮膚科、緩和ケア科のほかに小児科、総合診療科の専門医による外来を開始し、より多くの方々に利用していただけるようになり、さらに土曜日日中や金曜日夜外来を5月より開始することとなりました。また3月より送迎サービスを開始することで、通院困難な方や遠方の方でも当院の車いす乗車可能な法人車両が送迎に伺うこともできるようになりました。

このような様々な体制の整備でより多くの方々に、私たちが願っていることはただ一つ、それぞれの方の状況に合わせて、従来以上のきめ細やかな対応をさせていただき、これまで以上に円滑な療養生活を営んでいただきたいということです。

つまり従来以上に安心して生活できるようになった。より充実した医療を受けることができるようになったとみなさんに実感していただくことこそ私たちの目標になります。何卒よろしくお願い申し上げます。

在宅の現場にて

福祉車両導入しました!

3月9日、当院に新車の福祉車両が導入されました。車椅子を1台、そのまま載せることができるタイプです。

この車両が導入される前も送迎サービスは細々と行っていましたが、訪問診療に使っている車を併用していたため、まだまだ皆様にご満足いただけるものではありませんでした。

たとえば車椅子を利用している患者様などへは非常に不便をおかけしていました。これからはこの車両を使うと車椅子に乗ったまま車へ乗降できるようになるので、移乗時の負担が大幅に軽減されます。この車を使って送迎の幅をどんどん広げて、多くの方々に利用して頂けたらと思っています。

福祉車両が納車されて1か月が経ち、少しずつ送迎サービスが増えてきています。これまで対応させて頂いている方々の状況は様々ですが、いくつかの事例を紹介させていただきます。通院時の交通手段や介助負担等でお困りの方がいましたら、まずは外来受付までご相談ください。曜日や時間帯、予約状況によってはご希望に添えない場合もありますが、できる限りご希望に添えるように送迎のお手伝いをさせていただければと思っております。

総合医療相談室 相談員 堀尾 隆
アシスタント 芝 権人

事例1

58歳男性の方。特定疾病なく、介護保険の要介護認定申請に該当しません。ダンピング症候群あり、低血糖をおこしやすい方。また神経的な問題も何等か隠れている様子もあります。ADLは、屋外杖歩行可能ですが、何度か転倒をしている様子。最初は在宅診療ということで定期的に内科医が訪問していましたが、整形外科的疾患の訴えがあり、レントゲンや診察のためにクリニックへお連れすることになりました。ご自宅はアパート2階で、階段の傾斜が高く、1人での階段昇降が困難。さらに自宅周辺は坂道の上り下りが必須な状況。1人での移動は困難、交通機関を使って出かけることもできません。送迎車両にてクリニックにお越し頂きました。1人で買い物することも困難だったので、外来受診後、近くのお店で買い物も付き添ってあげることができました。

事例2

80代 女性の方。脳梗塞の後遺症で、身体の麻痺は残らなかったものの、言語障害が残り、退院後も言語リハビリを希望され、当院を受診。歩行はゆっくりであれば可能でしたが、屋外歩行の不安が大きく、独居で送迎できる家族もおらず、当院の送迎サービスの利用開始となりました。これにより、安心して言語・運動リハビリを継続することができ、徐々に身体機能も向上され、 4ヶ月後にはバスを使って一人で通院できるようになりました。

4月から専門外来の診察枠が増えました

編集後記

新年度の最初の月も半ばを過ぎ、春の暖かさも日々増してきています。今年度もヒロクリニックに新しいスタッフが入職しました。医師、リハビリ、事務スタッフと多職種にわたります。皆様のご自宅にお伺いした際は、どうかよろしくお願いいたします。次回(夏号)は7月にみなさまのお手元にお届けの予定です。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお寄せください。

編集責任者/芝

   

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英裕雄医師(三育会理事長・新宿ヒロクリニック院長)×向山雄人医師(在宅緩和ケアセンター長)

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